待合のお花

2025年8月18日
2025年8月18日

高砂百合が自然に生え、細い筒状花をうつむき加減に咲かせています。

夏目漱石の「夢十夜」の第一夜を思い出します。「百年はもう来ていたんだな」と地面から茎が伸びて咲いた百合の花を見て気付く話。この夢十夜を読んでからは百合は百年経ったらまた会う(合う)イメージになりました。

高砂百合、葦、山帰来は散歩道から、桔梗は先日の大雨の後咲き残っていたものを庭からです。

十数年前に母と倉吉の中野竹藝でもとめた竹籠に生けました。竹籠は時間経過で美しい飴色に変わりました。

高砂百合(タカサゴユリ)

葦(アシ)

山帰来(サンキライ)

桔梗(キキョウ)